「田舎暮らしラプソディ その1」

Category : 本を出します

★今年の8月に本を出版します★


本の内容はラタをはじめる前の経験をまとめたものとなっています。

試行錯誤して生きていた30代。
田舎暮らしをして、ネィティブ・アメリカンとの出会いがあって、

そこからいろいろなことがありました。

非日常にあふれていた経験を一冊にまとめたものですが、
自身の人生前半戦の備忘録ともなりました。

そんなエッセンスを少しでも感じていただければと思い、
過去に子育てグループの冊子にインタビューされた記事を
少しづつ載せていっています。

今度出版される本には、もっとたくさんのエピソードが書かれていますので、
ご興味ある方は、ぜひお手に取ってみてください。

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「田舎暮らしラプソディ その1」



当時、東京の国立市に住んでいたのですが、
私の思いとは裏腹に、夫(当時)の願いで引きずられるように田舎に入りました。
知人の紹介で茨城の小さな村で古い空き家を借りて住むことになったのです。

国立ではマンション暮らし。
マンションでの暮らしをそのまま田舎の囲炉裏を切ってあるような古い家に持っていったら、
ものの見事に合いませんでした。

無機質は物は田舎の暮らしに合わないんです。

はじめは自分の頭に色んな情報をくっつけ過ぎていたし、
またそういうこともわからなくて

「なんで合わないんだろう」と思いながら暮らしていました。

そのうち、今まで東京や札幌で会っていた人たちとまったく違う人たちが、
私たちの生活ぶりをを見て面白がって訪ねてくるようになりました。

そして、

「自然の中で暮らすってこういうことなのか」

と、少しづつわかるようになっていったのです。

家のまわりは本当に何もないところだったので、
全部自分たちで工夫をしてその場所に合わせていかなくてはなりませんでした。

ゴミの収集がない。

車が家の前まで乗り付けられないから、
途中で車を乗り捨てて玄関まで歩かないといけない。

ということは、トイレの汲み取りも来ない。

全部自分たちの手で、生活したものを後始末しなくてはいけない暮らしでした。

私たちが入った家は、本当にもうまるで私たちを試すみたいな家でした。
ここで続くのかなぁと思うような、陽の当たらない潰れかけた家。

逆に、昔のままのものが残っていました。
囲炉裏が切ってあったり、かまどもそのまま。

はじめはかまども知らなくて「それなんですか?」っておばあちゃんに聞くと

「かまどだよ。ついこの間まで使っていたんだよ」って。

驚きました。


(2001年 インタビュアー:井藤ケイ)

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*茨城の人に地名を言っても知らないような田舎でした。
それゆえに、貴重な、言い換えると取り残された古さがすべて残っている土地でもありました。
そんな場所で、信じられないことに、同い年の札幌出身者が工芸家としてその村に住んでいたのです。共通の知人がいたりして、ありえない偶然が存在していました。ちなみにその方の住んでいた家は、私のところよりもう少し現代的でした。
 

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Rata*マクロビック教室、札幌
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